長東日誌  在日韓国人政治犯・李哲の獄中記

商品名 : 長東日誌  在日韓国人政治犯・李哲の獄中記

価格 : 3,850円(税抜き3,500円)

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【商品説明】
■著 者:李 哲
■出版社:東方出版 
■構 成:46版 416ページ
■出版日: 2021/6/27

■ Book Guide 
 
内容紹介


韓国の軍事独裁政権時代に、捏造された「在日同胞留学生スパイ団事件」で死刑判決を受けた著者が、13年におよぶ獄中生活を経て出所後、幼い娘、息子に父がどう生きたかを残そうと、獄中記を書き上げた。
自白を強要する凄まじい当局の暴力、獄中で展開した人権闘争などが、今、40余年の封印を解いて明かされる。口絵カラー7ページ。
「長東(チャンドン)」とは、朝鮮半島から見て長い東で、日本列島のことを指す。


【目次】

序 章 在日韓国人二世として生まれ
 幼少時代/中央大学コリア文研/初めての母国訪問

第1章 在日同胞スパイ団事件と死刑判決(1975年12月〜79年8月)
 母国留学と在日同胞スパイ団事件/拷問と強制自白/西大門拘置所/転房/学生と民主人士たち/検事の取調と閔香淑の拘束/聖書との出会い/初めて の出廷/最後の陳述/カトリックの洗礼/控訴審/二回目の死刑宣告/金寿煥枢機卿の講話

第2章 西大門拘置所での生活(1976年5月〜79年8月)
 一般囚たちとの雑居房生活/獄内の一日はラッパの音で/仁王山の木鐸の音色/食事/カルチャム/拘置所の沐浴/獄中の寒さ/ある民主人士/手錠に錠前を/悪魔の朱部長/同房の一般囚たち/新入式/真の学問/プロの夜間スポーツマン/「要視察」/死刑執行 /洪春基/死刑囚の方々/死刑執行
 を嘆した死刑囚/死刑場/アボジの思い出/李泳禧先生と金芝河氏/初めての闘い/ついに勝利!/懲罰房/大きな教訓/閔香淑の移監とロザリオの交換

第3章 忘れられない人々(1977年3月〜79年8月)
 贋硬貨鋳造の罪/「無等山ターザン」朴興塾/前科七犯の言葉/諧謔/殺人魔の怖さ/光州の閔香淑/在日同胞の朴順兆氏/朴順兆氏の後日談/離婚の話/夢の話/棺桶に私の名前が/朴玄埰教授/高麗大学生李範氏/突然の呼出し/減刑/閔香淑との面会/移監

第4章 大田矯導所第六舎(1979年9月〜81年11月)
 大田矯導所「特別舎棟」/『我生きんと欲すれど』/救援運動の友人たち/非転向長期囚の先生方/人民革命党事件/林久鎬氏の父上/崔健錫氏/赤い星事件/孫聖洙氏/南朝鮮民族解放戦線/大田第六舎の「一〇・二六事件」/思想転向工作専担班/転向工作の暴行/特舎の映画鑑賞と元同志の反共講
 演/オモニの死去/オモニの思い出/オモニの名前/一九八〇年、五・一八/先生方の有難さ/六舎の獄中闘争/打電/「万歳」反共法と無線機事件/金大洙博士/金東起先生の話/検房/キムチ事件/転向書と減刑

第5章 書画班時代(1981年11月〜85年7月)
 三清教育隊/醇化教育/警備矯導隊/宗教の集会/林矯導官と宋矯導官/一般在所者たち/ホジュキ老人/静香・趙柄鎬先生/陸軍保安司令部と中央情報部/陰謀/長東という号/申栄福先生/自分にとって捨てるもの

第6章 波乱の時代機1985年7月〜85年12月)
 大田から大邱へ/大邱7・31事件/闘いの始まり/地下室での暴行/連行と取調べ/再結集/断食闘争/呼び出し/再度の呼び出しと面会/勝利の確信/大邱の仲間たち/閔香淑の働き/民統連への抗議/民主化実践家族運動協議会と趙萬朝オモニ/スパイ事件の正面突破/五人小委員会/民主化運動の
 起爆剤に/新たな準備/再度の断食/金寿煥枢機卿と民主人士の訪問/保安課長の哀願/副所長の追及/変化の兆し/新聞の報道/大きな勝利/勝利の祝宴/所長の謝罪/教務課の対応/ある矯導官の言葉/大邱の春と南一満先生の還暦/運動会/鄭鎮寛氏/朴燦鐘弁護士/三人の代子/またもや移監/
 私にとっての「大邱七・三一事件」

第7章 波乱の時代供1985年12月〜88年10月)
 大田の閉鎖独房/再び書画班へ/徐勝兄との出会い/「ショパター・ドリンク」/光州へ/隔世之感/光州での断食/学生たちとの共闘/秘密の文書/私の「光州事件」/金栄の投げた言葉/密告者の運命/懲罰一ヶ月/またまた移監/金長浩氏の入れ歯/安東での再会/安東の処遇改善/金相哲の移監
 /交渉/老部長との再会/大統領選挙と両金氏/金泳三政府の弾圧/炊事班長からの知らせ/ついに、ついに出所!/正門に向かって

終 章
 明洞聖堂の結婚式/在日韓国良心囚同友会と主な活動/再審裁判と無罪宣告/民主化運動の一握りの肥やし/旧西大門拘置所の展示室/第三回「民主主義者金槿泰賞」受賞とモラン公園墓地/文在寅大統領の謝罪の言葉

 李哲関連年表/救援会関連年表


 

李 哲  (イ チョル)  (著)

1948年熊本県出生。1972年中央大学商学部卒業。
1975年12月高麗大学大学院政治外交学科在学中に中央情報部に連行され、在日留学生捏造スパイ事件」で投獄。1,2,3審で死刑判決。
1988年10月に13年間の獄中生活を経て出所、翌年帰日。
1990年在日韓国良心囚同友会結成、代表。
2015年11月再審無罪確定。
2018年12月第3回「民主主義者金槿泰賞」受賞(在日韓国良心囚同友会)。
2019年6月文在寅大統領より謝罪の言葉を受ける。
2020年から「ウリ民主連合」会長。
訳書『完全なる再会』(金ハギ著、影書房、1993年)、『くすりの手』(文益煥著、新幹社、1999年)。
大阪生野区在住。



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